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シチリアの石垣「ムーロアセッコ」

今年はシチリアに行っていませんが、紹介し切れていない去年のシチリア滞在記がまだまだあるので、少しずつご紹介していきます☆

ヴィート、小さい(^ー^)

去年のちょうど今頃です。

claudio1.jpg


すごい景色なんです!シチリア、こんな景色が広がっています!

claudio5.jpg


石垣に気付いてもらえましたでしょうか?

この石垣、「ムーロアセッコ」と言って、ラグーサ名物で、セメントを全く使わず、石積みした壁です。


シチリアの特産品や文化を描く、シチリア島出身の画家デシモーネの描く絵にもこのムーロアセッコが描かれていたりもします。

ルーチョが小さい頃、「お父さんに、足を鍛えるために裸足でこの上を歩くという遊びをさせらていたよ」と言っていました。。。

claudio6.jpg

ムーロアセッコがずーーーーーーーーーーっと続く光景がラグーサの至るところで見かけられます。

セメントなどの繋ぎなしなんてすごいですよね。

最近は、このムーロアセッコを作れる職人さんが減ってきているそうです。。。

崩れないように頑丈に作るには、大きさがバラバラな石をどう積み立てて行くか、大変な作業と時間がかかっていそうです。



ルーチョがラグーサにいた時の日本語の先生が書かれているブログです。→【ラグーサに流れるもの

この先生のブログに詳しく書かれていました。

『この辺りの斜面では、ナスカの地上絵のような不思議な石垣が目に付く。

ムーロ・ア・セッコ(muro a secco、「乾いた壁」の意)と呼ばれるこの石垣は、土地を耕した時に出てくる石を槌で叩き割り、整形し、セメント類を一切使わずにこつこつと積み上げて作られる。

熟練した技術と途方もない時間を要するこの壁を、ある年配職人は、完璧なものではなく、多少いびつで素朴なものこそ美しいというラグーザ人の美意識と誇りの集大成だと言っていた。なるほど、地元のフォカッチャもシチリア・レースも、手間暇かけたものの良さは、全てこの一言で説明できる。

この石垣によって、農民同士の土地の境界が明確になり、種類の異なる野菜栽培も可能になる。また栽培物のダメージの広がりを食い止め、家畜を守る柵としても機能する。手間はかかるが、なんとも合理的な石垣である。』


他にもムーロアセッコ以外のラグーサのこと、詳しく分かりやすく書かれています。


次回シチリアに行ったとき、ヴィートもルーチョの小さかった頃のように、ムーロアセッコの上を裸足で歩かせてみよう。。。



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.20 2013 Sicilia comment0 trackback(-)

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プロフィール

Arisuzza

Author:Arisuzza
1985年、大阪府豊中市出身。三姉妹の次女。
1995年、大阪から蒜山へ家族で移住。両親が蒜山ログの宿『ピーターパン』を始める。
高校ニ年生で、一年間、イタリアのシチリア島へホームステイをしながらの高校留学。滞在先のシチリアが大好きになる★
出身地である豊中のイタリアンレストラン、シチリアラグーサのレストランで料理修行。
2011年、シチリアで出会ったルーチョと結婚。
両親から『ピーターパン』を引継ぎ、私たち夫婦での経営スタート。
そして、めっちゃ元気な男の子、奏志郎ヴィートを出産。マンマになる。
毎日、ピーターパンの仕事と子育てで多忙ですが充実しています☆
趣味は、海外旅行、料理、食べること、パーティー、息子と遊ぶ。♬ღღღ(♡´∀`)

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